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Dynamic Authorizationおよび非同期オーソリ

Dynamic Authorizationとは

ECでは、応答時間が遅いことでユーザが離脱してしまうため、応答時間が重要である一方で、取引の安全性を正確に審査するためには時間がかかるというジレンマがあります。 そのため、決済手段によっては、もう少し調査時間があればオーソリOKにできる「審査に時間がかかる取引」であっても、時間内で結論を出せない場合はすべてオーソリNGとして回答せざるを得ません。その多くの場合、ECでは失注になります。 Amazon Payには「審査に時間がかかる取引」の場合、自動的に最⻑24時間の厳密審査モードに切り替わり、安全で正確な決済結果を遅延回答する「Dynamic Authorization」という機能があります。これによりECの機会ロスを最小限にすることができます。

非同期オーソリとは

「審査に時間がかかる取引」に関わらず、すべての取引において、非同期オーソリで処理します。 Amazon Payは、24時間以内に処理を行い、オブジェクトのステータスを最終結果で更新します。 非同期オーソリで受け付けた決済は、すべて即時にオーソリ結果が反映されず決済ステータスはAuthorizationInitiatedとなり、24時間以内に決済結果を更新します。

設定方法

いずれの場合も、canHandlePendingAuthorization=true をセットします。 UpdateCheckoutSessionとCreateCharge APIにて設定が可能ですが、呼び出すAPIとchargePermissionTypeによって挙動がそれぞれ異なります。 詳細は、FAQ - canHandlePendingAuthorization=true(Dynamic Authorizationおよび非同期オーソリ)はどんな時に設定したら良いですか? (only availbale in Japanaese) を参照ください。

Ref: インテグレーションガイド - 非同期処理を管理する