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実装フロー

はじめに

Amazon Payを利用する購入者は、普段からAmazonを利用しているお客様ですので、AmazonのUI/UXに慣れており、それらを好んでいる方々です。そのため、AmazonライクなUI/UX/フローにすることでAmazon Payユーザーの直感にフィットし、効果を上げることにつながります

また、Amazon Payはいわゆる支払い方法の一つとしてだけでなく、購入者(buyer)のメールアドレス/住所/電話番号や、お届け先情報も連携することができますので、以下の利点があります。


  • 購入者(buyer)のメールアドレス、住所、電話番号を連携

→ Amazonから連携された情報を利用することで、新規購入者の会員登録フォームへの入力の手間を省けるとともに、事業者サイト用のIDやパスワードを購入者側で記憶(管理)する必要がなくなる

  • お届け先情報を連携

→購入者のお届け先住所フォームへの入力の手間が省けるとともに、支払い保証ポリシーに準ずる

  • お支払い方法を連携

→ クレジットカード情報といったセンシティブな情報を新たに事業者サイト側で入力しなくて良い


こういった特性を利用することで、これまで入力フォームのために用意していた画面を無くしたり、画面遷移がシンプルになることにより、より良いカスタマーエクスペリエンスを提供することが可能です。
結果として、購入途中での離脱を減らし、コンバージョンを上げることにつながります。


これらのことを踏まえて、この章ではAmazon Payを実装した際のフロー(事業者処理とAmazon側の処理を横長のフローにまとめたもの)をご紹介します。


フロー種類

フロー図は以下の6種類をご用意しています:


1. 一般的な決済フロー

Amazon Pay ボタンクリック〜決済完了までの表側と裏側の処理をフロー図としてご紹介します。


2. APBフロー

AdditionalPaymentButton(今すぐ支払う)のフローをご紹介します。


3. 未会員の決済+会員登録フロー

Amazon Payを使う場合は、会員登録を行わずに「ゲスト」として購入することが可能です。
しかしながら、事業者によっては、会員登録が必須となっている場合もあるかもしれません。
そういったケースを踏まえたフローをご紹介しています。


4. 既存会員向け決済フロー

既存会員へAmazon Payを導入する際の導入案をフロー図でご紹介しています。


次のページ以降で一つずつご紹介します。

なお、擬似サイトをベースに、新規や既存会員の動線を組み合わせて記載したフロー図もありますので、こちらも参考にしてください。