手順4 - Amazon SignInボタンクリック以降の流れ
Amazon SignInボタンクリック後の購入者体験
１. 手順3 で設置したAmazon SignInボタンを購入者がクリックすると、購入者はAmazonサイト (Amazon hosted page）にリダイレクトされ、そこでAmazonアカウントでログインします。
２. ログインが完了すると、購入者はAmazonサイト（Amazon hosted page）上で「続行」ボタンをクリックします。
３. 続行すると、購入者は事業者のログイン完了ページにリダイレクトされます。
４. 事業者は、ログイン情報をもとに購入者へログイン成功または失敗のページを表示します。
上記の流れを画像つきでご紹介した遷移図は実装フローをご覧ください。
事業者側での処理: 上記 "Amazon SignInボタンクリック後の購入者体験" #３と#４の間
1. Get Buyer APIの実行
Amazonは Amazon SignInボタンのjavascriptに設定されていた signInReturnUrl（貴社のサーバー）へリダイレクトします。
リダイレクト時には buyerTokenがURLパラメータとして付加されています。
例) https://anyurl.com/signIn/ ?buyerToken=26be7331-7dc2-4722-be22-f7e75582d3ef
これを受けたら、貴社はURLパラメータからbuyerToken（今回の例では "26be7331-7dc2-4722-be22-f7e75582d3ef"）を取得し、このbuyerTokenをパラメータにして Get Buyer APIを実行してお客様の情報など貴社ECサイト上に表示する必要のある情報をAmazonから取得します
- Get Buyer APIに関してはこちら
- なお、SDKをご利用の場合はgetBuyerといった名称で機能が用意されていますのでご利用ください。
例) Get BuyerのAPIのレスポンス例
※購入者のAmazonアカウントの支払い方法にギフトカードのみが設定されている場合は billingAddressがnullとなります。FAQ - Amazonギフトカードの利用について注意点を知りたいです。
{
buyerId: 'amzn1.account.xxxxxxx',
name: 'Pay Tester',
email: 'jp-amazonpay-tester@amazon.co.jp',
postalCode: '153-0064',
countryCode: 'JP',
phoneNumber: '+0398765432',
shippingAddress: {
name: '七姓 名',
addressLine1: '目黒区下目黒1－8－1 メゾン・コート 101号',
addressLine2: null,
addressLine3: null,
city: null,
county: null,
district: null,
stateOrRegion: '東京都',
postalCode: '153-0064',
countryCode: 'JP',
phoneNumber: '09011112222'
},
billingAddress: {
name: '請求先テスト',
addressLine1: '品川区上大崎 3-1-1',
addressLine2: '目黒セントラルスクエア',
addressLine3: null,
city: null,
county: null,
district: null,
stateOrRegion: '東京都',
postalCode: '141-0021',
countryCode: 'JP',
phoneNumber: '+0398765432'
},
primeMembershipTypes: null
}
2.1 （ログイン連携済みの場合） APIレスポンスに含まれる buyerIdが貴社会員DBに存在するか確認
Get Buyer APIのレスポンスに含まれるbuyerIdが貴社会員DBに存在するか確認します。
存在する場合は、貴社サイトへのログインを完了させ、ログイン後のページを表示します。
存在しない場合は、ログイン失敗のページを表示します。
2.2 （ログイン連携未済みの場合） APIレスポンスに含まれる情報を会員登録補助として使用します
Get Buyer APIのレスポンスに含まれる情報を貴社会員登録の補助として使用し、簡単に会員登録できるようにします。
会員登録 = 会員DBに情報を登録する際には、APIレスポンスに含まれるbuyerIdをキー情報として一緒に保存します（これにより次回から貴社サイトにAmazonアカウントでログインできるようにします）。